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強い心を。メンタルトレーニング・心理学
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自分に関係していると思っているもの、それが多いほうがいいとされますが、純化していったほうが良いでしょう。奥さんが100人いても、時間は限られていますから、それぞれが軽く浅い経験になってしまいます。それに1人だけと長い時間過ごさねば味わえない感情も経験もありますから、あちこちに意識を分散するともったいない、ということになります。それは友人でも同じことです。友だちが100人と言っても1年は365日です。毎日誰かと会ったとしてもひとり一人との時間は確実に短くなります。そのような人間関係を作っても時間と労力の無駄でしょう。 普段から現実以外のものに意識が汚染されているわけですから、どのような人といても、一緒にいる人に影響されない、という方が少しおかしいでしょう。 どれだけ「自分を持っている」という人でも必ずといってほど、一緒にいる人に影響されていきます。影響される部分はどの部分か、というのは一様ではありませんが、阿羅漢でもない限り、必ず影響されます。
どのような良い思い出も、悪い思い出も、それが今現にある状態に影響を与えるなら、それは一種のノイズであり、手枷足枷になります。 良い思い出にとらわれて、現状を不服に思う、悪い思い出に首元を掴まれて、恐怖心で踏み出せなくなる、そのような具合です。 自我は汎用性の高い法則性を好みます。 なぜならば、根底が恐怖心、生存本能であり、何度でも使える使い勝手の良い判断基準がないと都合が悪いからです。うつ、もしくはうつ気味の方へ 意識の分野の解消法その2 なるべく関係を謝絶する
10年以上前ですが、パニック障害が治るまでの期間は、半年以内が3割、10年以内が3割、一生治らないが3割というような説明をされました。今ではどう説明されているのか知りませんが、そんなことはどうでもいいことです。 今では確実にわかりますが、そんなにかかることはありません。下手な医者が下手なことをしない限り、もっと早く治ります。 セロトニンの関係というメカニズムに対するアプローチは結構ですが、それしかできないようだと、確かに提示されたような期間と確率になるのでしょう。 安易に「考え方や気持ちのもち方を変えろ」と言われても、困ります。 何をどう変えればいいのか、何時間でも何日でもかけてでも説明できないのであれば、そういった適当な事を言わないほうがいいでしょう。パニック障害は、突然起こる激しい動悸や発汗、頻脈、ふるえ、息苦しさ、胸部の不快感、めまいといった体の異常と共に、このままでは死んでしまうというような強い不安感に襲われる病気です。 パニック障害に対する治療期間
誰かに何かを相談した時によく出てくる回答は、「そんなに気にするな」「そんなに深く考えこむな」というものです。残念ですが、それはできません。「気になる」、「考えよう」という、ある種のエネルギーがあるのにそれを押し込んでも、また復活します。せめて限界にまで考えてみるというのもひとつの方法としていいですが、見える限界も知れています。