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メンタルトレーニング・心理学

強い心を。メンタルトレーニング・心理学

物や情報や人間関係を謝絶

自分に関係していると思っているもの、それが多いほうがいいとされますが、純化していったほうが良いでしょう。奥さんが100人いても、時間は限られていますから、それぞれが軽く浅い経験になってしまいます。それに1人だけと長い時間過ごさねば味わえない感情も経験もありますから、あちこちに意識を分散するともったいない、ということになります。
それは友人でも同じことです。友だちが100人と言っても1年は365日です。毎日誰かと会ったとしてもひとり一人との時間は確実に短くなります。そのような人間関係を作っても時間と労力の無駄でしょう。 普段から現実以外のものに意識が汚染されているわけですから、どのような人といても、一緒にいる人に影響されない、という方が少しおかしいでしょう。 どれだけ「自分を持っている」という人でも必ずといってほど、一緒にいる人に影響されていきます。影響される部分はどの部分か、というのは一様ではありませんが、阿羅漢でもない限り、必ず影響されます。
どのような良い思い出も、悪い思い出も、それが今現にある状態に影響を与えるなら、それは一種のノイズであり、手枷足枷になります。 良い思い出にとらわれて、現状を不服に思う、悪い思い出に首元を掴まれて、恐怖心で踏み出せなくなる、そのような具合です。 自我は汎用性の高い法則性を好みます。 なぜならば、根底が恐怖心、生存本能であり、何度でも使える使い勝手の良い判断基準がないと都合が悪いからです。
うつ、もしくはうつ気味の方へ 意識の分野の解消法その2 なるべく関係を謝絶する
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