慈悲の気持ちを、全ての生き物、心を持った存在に、同じように「安らかであるように、もし苦しみがあるならば、その苦しみが取り除かれますように」と、そのような気持ちを持って、相手に念を送ってください。
そうすると、心をもつもの、つまりは生きているものであれば、その安らぎが伝わります。安らぎは言語よりレベルの高い抽象的な印象です。情報は言語より、観念のままの方がいいでしょう。
スッタニパータ 慈しみ
スッタニパータの蛇の章にある「慈しみ」が、わかりやすいでしょう。
わざわざ読んで唱えるということはしなくて構いません。
この章がもつ印象を瞬間的に想起するだけで十分です。